怪我を防ぐために

常々、練習での怪我を少なくし、

ブラジリアン柔術を長く楽しむ方法を考えています。

 

格闘技であるブラジリアン柔術の競技の性質上、

怪我を少なくするためには、各々の心がけが大切だと思っています。

 

練習で怪我をしないために

僕が思うことがいくつかあります。

 

今回は以下のことを紹介したいと思います。

 

①体調管理。

 

➁集中力を高める。

 

➂自分の関節の可動域を知り、無理な動きをしないようにする。

 

④技の仕組みをしる。そして技の加減ができるようになる。

 

 

①②③が自己管理です。

 

③④が相手に怪我をさせないことに必要なことです。

 

 

まず、体調管理について。

 

『明日、柔術しよう!!』と思うは、

規則正しい生活を心掛けて、体調を整えてほしいと思います。

 

お酒を控えたり、湯舟につかったり、早く寝て体を休ませてください。

 

 

また、当日、調子が悪い時は練習をしないようにしましょう。

 

調子が悪いとは、二日酔い、寝不足、

酷い筋肉痛、なんか練習したくないなぁ…と感じるなどなど。

 

こんな日は、練習をお休みしてお家でゆっくりしたり、

ビデオ学習、または道場に来て他の会員さんと

おしゃべりして帰ると良いと思います。

 

でも、あまり慎重になりすぎると練習できる日が、

無くなっちゃう可能性もありますが…(笑)。

 

そこそこ自分に厳しく、ちょっと自分に甘い?ぐらいが良いのかしら??と思います

 

1日無理をして怪我をして1ヵ月練習ができないのは、勿体ないですからね~。

 

自分の体と相談して、自分のペースで練習してほしいなぁ~と思っています。

 

 

二つ目は練習前に集中力を高める。

 

これは、とても重要です!。

 

練習に来て『なんか集中できない!?』という日もあると思います。

そんな日は、乱取りはやめけましょう。

 

軽めなスパーなら大丈夫かなぁ?と思っても、

相手がガンガンくると

つい激しい乱取りになっちゃいます。

思わぬ怪我をしちゃいます。

 

練習に集中できないときや、乱取りしたくない日は、

技の反復練習をしたり、他の会員さんとおしゃべりしたりすると楽しいと思います。

 

他の方の乱取りを見るのも良いと思います。

見取り稽古はとても勉強になります。

 

将来的には、集中力を高められるようになって欲しいです。

 

自分に合った方法を

見つけると私生活にも役に立つのでは?ないでしょうか

 

 

三つめは、自分の関節の可動域を知り、無理な動きをしないようにする。

 

自分の関節が曲がる方向を正しく理解することが大切です。

 

『何をいまさら?』と思われるかもしれませんが、

乱取りで夢中になって動いていると、

無意識に自分の関節を曲がらない方向に捻ってしまうこともあります。

 

例えば、自分で自分の膝を曲がらない方向に動かして

膝を捻挫してしまう…といったことも起きたりするのです。

 

また、自分の関節の可動域を超えて無理に動かすと、当然痛いし、それが大きな力が加わると怪我につながります。

 

自分の体がどれぐらい曲がるのか?

伸ばせるのか?ということを、事前に知ってほしいです。

 

そして、ストレッチで可動域を増やし、補強運動で怪我をしにくい体作りに

励んで欲しいと思います。

 

 

最後に、技の仕組みを理解する。そして加減ができるようになる。

 

初心者の方は、どうしても勢いや過剰な力に頼りがちになります。

 

そして関節技の理解が不十分だと、

技をかける時に勢いに頼ってしましい

相手が参ったする間がなく怪我をさせてしまう場合があります。

 

特に練習では、相手が『参った』をする時間を与えることが、とても大切です。

 

そのためには、技のポイントを押さえることが必要になります。

 

柔術の理解が進むと、相手がタップする前に

『技が掛かるか否か』が分かるようになります。

 

そうすると相手がタップをする前に技を解くことができ、

掛けられた側もそれを理解し、

『止めてくれてありがとう!』という気持ちになると思います

 

お互いに柔術の理解が深まった者同士の乱取りは

見ている側も安心できますし、気持ちがよいです。

 

身体がぶつかり合うような乱取りは、

見ている側も、怪我が心配でドキドキしちゃいます。

 

なるべく身体がぶつかり合うような乱取りは、

しないでほしいと思っています。

 

 

長文になってしまいました。

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

 

お互いに怪我に気を付けながら、

ブラジリアン柔術を長く楽しんでまいりましょう。

 

今後とも宜しくお願い致します。