2018年

2月

14日

本日の夜クラスは、パスガードの攻防を紹介しました。

 

今回のクラスでは、

相手の脚を越えてからの相手のコントロール方法を2つ、

そして、自分が抑え込まれている状態からの関節技等を練習しました。

 

最後に、自分が抑えられている時に

起きやすい事故とその予防策を紹介して終了となりました。

 

 

今週と来週の技術練習の時間は、

基本的な技に焦点を当てて、

技の手順、細かい要点と技の理合い、そして怪我防止策まで

解説ができたらと思っています。

 

 

 

どのスポーツにも言えることですが、

不案内と油断が大きな怪我に繋がります。

 

正しい知識をもたず、見よう見まねで技を掛けると

相手と自分を怪我の危険にさらしてしまいます。

 

正しい知識を持って練習することが、とても大切です。

 

技の中には、事故が起きやすい技もあります。

 

その事例は、技を説明する時にその都度、

会員さんと情報の共有を図ることで

事故の回数を減らすことが可能だと考えています。

 

また知識の積み重ねることで、

違う状況でも怪我の予測が、徐々に出来るようになるかと思います。

 

 

しかし、時には予測を上回る状況で事故が起きる場合があります。

 

1つは、乱取り練習において、

負けたくない…という気持ちが先行してしまう結果、

無茶な動きをしてしまう場合。

 

もう1つは、安全(護身)の知識や技の意識が乏しい方は、

正しい判断が出来ず、無意識?に体の間違った使い方や、

間違った方向に動かしてしまう場合などに事故が起きてしまいます。

 

 

先日練習後に、

「この予測が難しい事故を防ぐためにどうしたらいいのか?」

について、数人の会員さん達とおしゃべりをしました。

 

その際、ある会員さんは、事故予防について、

各々の「心」が大切なのではないだろうか?と仰っていました。

 

『相手を沢山怪我をさせてしまう、

 自分で自分を怪我をさせてしまう方は、

「礼」が足りないのではないだろうか…』

 

『相手に礼が掛け、自分の体にも礼が掛ける、

 その結果、相手も自分も傷つけてしまうのでは?』

とのことでした。

 

私個人として、とても分かりやすい説明でした。

 

相手と自分に思いやりや

大切にする気持ちを持つと、

彼我を乱暴に扱う気持ちが生じなくなるように思います。

 

 

スポーツは、技を磨き、過去の自分や

対戦相手を上回ることが、一つの楽しみ方です。

 

でも、技を磨くことと同時に

己の心を磨くことが、非常に重要だと想っています。

 

特に格闘技などのコンタクトスポーツは、

心を育てることを怠ると、技は凶器にもなります。

 

技は、使い手と使い方次第です。

 

 

私達一人一人が、常にこのことを心に留め、

心を養っていくことが肝要だと想っています。

 

そして、「心」の成長は、武術をする上で

一生のテーマの一つです。

 

今後もVISCAでは、自己の心の成長、

安全への意識の統一を目指し

クラス運営ができたらと考えています。

 

ご理解ご協力のほど宜しくお願い致します。

 

 

失礼致します。

 

水野普之

 

続きを読む

2016年

12月

01日

危機管理

もう12月ですね。

月日が経つのは、本当に早いですね。

今年も残すところ後一ヵ月。

 

怪我や病気に気を付けて、

柔術を一緒に楽しめると良いなぁ~と思っています。

続きを読む

2016年

5月

10日

指の怪我について

本日は、指の怪我を防ぐことについて書いてみようと思います。

続きを読む

2016年

2月

04日

怪我を防ぐために

常々、練習での怪我を少なくし、

ブラジリアン柔術を長く楽しむ方法を考えています。

 

格闘技であるブラジリアン柔術の競技の性質上、

怪我を少なくするためには、各々の心がけが大切だと思っています。

 

練習で怪我をしないために

僕が思うことがいくつかあります。

 

今回は以下のことを紹介したいと思います。

 

①体調管理。

 

➁集中力を高める。

 

➂自分の関節の可動域を知り、無理な動きをしないようにする。

 

④技の仕組みをしる。そして技の加減ができるようになる。

 

 

①②③が自己管理です。

 

③④が相手に怪我をさせないことに必要なことです。

 

 

続きを読む

2015年

3月

22日

怪我を未然に防ぐために その3

 

『技術練習について』

 

技術練習では、練習相手は、基本的に『無抵抗』です。

 

手順を覚えるまで、心を落ち着かせてゆっくり、練習を行いましょう。

 

正しい手順、理合いを知り身体に馴染ませることが大切。

 

力でごまかさないでください。 

続きを読む